2016年8月10日水曜日

勤続半年メイドのネルジー


三代目メイドのネルジーが我が家で働き始めてから、早くも半年。前の二人が、なぜか半年ちょうどでいなくなってしまったので、まずは半年続いけてほしいと思ってましたが、なんとか最初の関門はクリアしたようです。

最初の頃は留守番を任せても、寝室や貴重品の置いてある部屋には、しっかり施錠していた家内。最近ではすっかり信用して、一晩家を任せるまでになりました。それに、この頃は、家内といると、本当によくしゃべるし、よく笑うネルジー。こんなにゲラだったのか。

あまりに無防備な笑い方に、家内が「アホみたいやから、その笑い方やめなさい」と注意したら、もっと笑いが派手になる始末。もちろんアホな子でなく、よく気がつくし、一度言いつけたことは、大抵しっかり覚えていて、自分から仕事をこなす働き者。

フィリピンで暮らし始めて、3年半。メイドを雇うようになって2年半ほど経ちます。何となく分かってきた、いいメイドの条件。まずは、よく働くということ。当たり前だと言われそうですが、怠け者のメイドって、他の家では結構いるらしい。

言われたことしかしないし、雇い主が見ていないと、1日テレビ見てたり、ケータイいじってたり。ネルジーが以前に働いていた家の、もう一人のメイドがこのタイプだったそうです。まぁ、そういう人だと、家内だったら、一ヶ月もしないうちにクビにするでしょうね。

次に、明るくてよくしゃべること。やっぱり住み込みメイドの場合、メイド部屋があっても、同じ家で暮らす同居人。我が家の場合は、食事も一緒に摂るので、準家族のような存在。同居人が陰気で無口だと、それはちょっと嫌ですね。

そして、変に女を意識させないこと。こう書くとネルジーが女らしくないと言っているようですが、そういう意味ではありません。例えば、最初のメイドのカトリーナは、デリカシーにやや欠けるところがあって、子供も使うトイレに、生理用品を置きっぱなしにしたり。家内が時々機嫌を悪くしてました。何と言っても、ボスである主婦に好感を持たれないメイドは、ダメなようです。

さて、しばらくは居ついてくれそうなネルジー。無断外泊はないし、どうやらボーイフレンドもいない様子。家内との関係も良好で、何より息子が懐いているのは大きい。この調子ならば、クリスマスにはボーナス支給もありかも?




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