2016年1月8日金曜日

肥満大国フィリピン

一昨年の11月に、フィリピン女性がいかに魅力的かという投稿をしました。その中で、フィリピーナはスタイルがいいと書いたのと、真逆のタイトルですが、最近急にフィリピンで肥満が増えたわけではありません。

以前は、どっちかというと若い女性ばかり見てたので、ああいう記述になってしまいました。10代・20代の人は、女性に限らずスリムな人が多い印象は同じ。しかし、このところ息子の登下校の送り迎えを毎日するようになって、子供を待ってる間に、30代以上の女性をしみじみ観察する機会が増えてから、少々見方に変化が。

別にフィリピン人に限らず、出産後に体型を維持するのは中々難しいこと。モデルさんみたいなスレンダーボディだったのが、子供産んだらお腹が...というのは、よくある話でしょう。それにしても、フィリピンのお母さんたちの変わり方はすごい。

太り気味どころではなく、真剣に健康の心配をしてしまうほどの肥満の女性もちらほら。やっぱりファースト・フード大好きな国民性だからか? マクドナルドやケンタッキーはどこにでもあるし、屋台の揚げ物をスナック代わりに食べながら歩いてる大人も多い。(因みにバナナを揚げて串に刺した「バナナ・キュー」が人気です。)


子供達の下校を待つお母さんたち。ベンチが可哀想かも?

誕生日パーティは頻繁で、付き合いが良ければ1か月に2〜3回はご馳走も珍しくない。また出てくるメニューは、挽肉にチーズたっぷりのミートソース・スパゲティとか、豚の丸焼きとかカロリー激高の献立ばかり。スーパー行ってもトマトソースとスパゲティの品揃えが異常に充実してるのが、フィリピン人のスパゲティ好きを物語ってます。

それに輪をかけるのが、ほんの数百メートルの距離でも歩かず済ませられる「トライシクル」(輪タク)の存在。料金は一人一回20円〜40円と安いし、年中暑くて雨も多いので歩きたくない気持ちも分かりますが、少しぐらい歩いたら?と言いたくほど歩きませんねぇ。特におばさま方。また経済状態とも無関係なようで、スラムで肥満の人がいないわけでもありません。

その割には、お腹が2段3段になっていても、体のラインがはっきる分かるような細身のジーンズやレギンス履いてたり。そもそも寒くならないので、ゆったりした服が少ないというのもありますけどね。

逆に太ってない人は、これまた心配になるぐらい細い。別に貧乏で食うや食わずでもなくても細い人は細い。家内のように50歳で中肉中背の女性は、比較的少ないと最近思うようになりました。


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