2015年9月30日水曜日

南国のスーパームーン

日本から飛行機でたった4時間弱で行けるフィリピン。しかもマニラへの定期便は関西、成田、羽田、福岡、名古屋、広島、仙台、那覇...。ほんとにどこからでも直行便が飛んでます。もうこうなると、ちょっと不便な国内旅行よりも手軽なぐらい。さすがに日帰りはできませんが。

こんなに近くに感じるけれど、気候はやはり熱帯。特に今頃(9月〜10月)は徐々に日本の秋が深まって、フェイスブックやツィッターで読む日本の友人・知人たちの言葉から、日本とフィリピンの距離を感じます。日本では、もうそろそろ半袖では涼しすぎる季節になっても、相変わらずこっちではTシャツに短パン。真冬の寒さはもういいですが、秋や春のちょっと肌寒いぐらいの気温と、旬な食材の美味しさだけは恋しく思います。(無いものねだり...。)

しかし先日のスーパームーンは、まったく距離を感じませんでしたね。ネットでは一斉に巨大な月の写真があちことでアップ。ここネグロス島でも見えましたよぉ、でっかい月が。昼間は曇りがちで半ば諦めていましたが、夕刻頃からはなんとか雲も減って、やや朧月っぽい神秘的な姿。


スーパームーンでなくても、周囲はあまり人工の灯りがなくて、満月が明るく感じるネグロス島の自宅周辺。大きさもさる事ながら、その月明かりの強烈なこと。ドラキュラも狼男も総出で踊り出しそうな夜でした。

早速 iPhone のカメラで何枚か撮ってフィスブックに投稿。いいですね、こういう連帯感は。外国とは言っても時差がたったの1時間。赤道近くなので季節による日の長さは違いますが、基本的には夜の時間帯はほぼ重なっています。流星群も条件さえ良ければ日本で見えるものはだいたい見える。

ただフィリピンの人たちって、こういう天文ショーの類はあんまり関心がないようです。私の知る限り、スーパームーンのことを話題にした投稿や写真って、まったく見ませんでした。日本人の写真共有の定番、季節の花とかいうのもない。どうやら、あんまり気候のいい場所に慣れすぎて、自然の移ろいへの興味が湧きにくい国民性なんでしょうか?


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