2015年4月24日金曜日

フィリピン妻の就職


フィリピン大学と言えば、日本の東京大学に相当する学校。本校はマニラ首都圏にあり、分校はミンダナオや隣島パナイなどフィリピン全国にあります。こちらでは University of the Philippines を略してUPと呼ばれています。

家内はこのUPの卒業生。大学院まで進み、卒業後もパナイ島ミアガオ市にあるビサヤ分校で、研究員をしていました。一言でいえばかなりのインテリ。今にして思えば、よく私のような男と結婚してくれたもんだと思います。高給取りとまではいかなくても、仕事を見つけるのがとても難しいフィリピンでは、結構いい給料を貰っていたようです。

日本では幼児向けの英語教室で、先生として働いていました。こちらは本当に高給。ボーナスはないものの、年収は300万円以上。この時期にお金を貯めて、フィリピンの父親に車を買ってあげるという孝行娘でした。(今でも義父は、この車を大事にしてます。)

その後、妊娠を機に退職。以来今まで多少のアルバイトはしたものの、ほとんど専業主婦。とはいえ家を建てる時はマネージャー役で大忙し。実質的には働いていたようなものでしたが...。

そろそろ新しい生活にも慣れて、ちょっと変化がほしいという感じの最近、急に家内に就職の話が。一昨年からシライ市を中心に活動している日本のNGO。(以前、このブログで書いた厄介なNGOとはまったく別組織)こちらに駐在している日本人マネージャーの秘書というかアシスタントとして働かきませんか?とのこと。

環境関連のNGOで、家内の研究員としての経歴が評価されたようで、しかもタガログ語、イロンゴ語(西ネグロスの方言)、英語そして日本語が喋れる。考えてみれば、得難い人材ですね。

業務はパソコンを使ってインターネット経由での在宅勤務がメインで、時々打ち合わせやフィールド・ワーク。かなり良い労働条件。給料も現地の感覚では悪くない金額。ということで、昨日、最初のミーティンブをしていよいよ来月から家内の仕事が始まります。今度は私が専業主夫ですね。


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