2014年12月26日金曜日

因果は巡る 美人三姉妹



今月(12月)の初め頃の台風騒ぎの時、我が家に避難してきた家内の叔父家族。叔父さんのパパ・ボーイ(とってもフィリピン的なニックネーム!)とその三人の娘はシライ市内の海沿い、バラリン地区に住んでいます。事情があって、叔母さん、つまり三人娘の母親はマニラで別居中。

このパパ・ボーイ、もう70歳近いのですが、末娘が私の息子と同い歳のまだ9歳。さらに驚くのはマニラにいるという奥さんが実は3人目で、前の2人の奥さんとの間にも子供がいます。末娘より年上の孫がいるという、ややこしい家族構成。

今ではあまりそういう面影はないですが、パパ・ボーイは、浮気をしては前妻と別れるというの少なくとも2回繰り返したそうです。実際は他にもっと女性関係があったのでは?と私は睨んでますが、まさか本人に訊くわけにもいきません。

しかも、もう40歳ぐらいになる最初の息子には男の子一人がいるのに、父親の真似をしたのか、他所にもう一つ家族を作ってしまいました。二人目の奥さんにも子供がいる。おかしいな〜、フィリピンでは法律的に離婚はできないはずなのに、なんでこうも簡単に二人目、三人目と配偶者を替えて、しかも子供まで作ってしまうのか?

ただし、日本と違って家族が基本の「戸籍」という考え方はなく、登録は個人単位なので、出生証明には両親の名前が記載されるだけ。両親の婚姻関係はあんまり重視されないようです。とは言っても、誇りにするような事でもないのは、日本と同じ感覚でしょうけど。

こういう家庭でパパ・ボーイが最後に授かったのが、続けて娘三人で、しかもどの子も美人ばかり。末っ子のダリルはまだ美人と呼ぶには早すぎですが、年相応ながら可愛らしくて愛嬌のたっぷりの女の子。

長女のダリアは大学生、次女ミニーは高校生で、特にダリアはビューティー・コンテストの地区代表に選ばれるほどの美貌。パパ・ボーイは愛娘たちに悪い虫がつかないように、むちゃくちゃ心配してます。ちょっとでも帰宅が遅くなると、玄関先で娘を待っているそうで、もうこれは因果応報としか思えませんね。

一昨日のクリススマス・イブには、三人娘が揃って我が家のパーティに来てくれて、一晩泊まっていきました。もう何度も来ているので慣れてきたらしく、シャワーの後バスタオル一枚で、次女のミニーがリビングをうろうろしていて、私は息をするのを忘れそうでした。もうちょっと警戒してくれんと、あかンんがな。ワシがお父ちゃんに殴られるで。



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