2014年10月9日木曜日

台風通過中のメリークリスマス

これを書いている2014年10月9日、午後10時(フィリピン時間)現在、台風19号・フィリピン名「オンポン」が、ルソン島の遥か東の海上を北上しています。私たちの住むネグロス島を含めて、フィリピン本土は暴風雨域には まったく入っていないのですが、台風が接近し始めた昨日夕方頃から、時折、激しい雷雨とかなり強い風に見舞われています。
このため、日本で話題になっていた皆既月食は、カケラも見ることができませんでした。

この19号、今年最強の台風とのことで、今週末には日本に上陸の恐れもあるらしい。今年に限らず、ここ最近、日本でもフィリピンでも台風被害が増えているように感じます。特に昨年、レイテ島を中心に壊滅的な被害をもたらした台風「ヨランダ」は、まだ記憶に生々しいところ。

昨夜は、叩き付けるような雨でしたが、今朝は一時的に小康状態で、午前8時頃には青空も顔を出しました。この晴れ間を縫うように、家内を連れて州都バコロドの病院に。実はしばらく前から、家内が体調不良を訴えていて、今日検査の結果を聞きに行ったのです。



童顔で、実年齢より10歳やそこらは当たり前のように若く見られる家内ですが、もうそろそろ更年期が来てもおかしくない時期。こういう時は、家内でなくても悪い方に考えがちで、ここ数日は情緒不安定な状態になっていました。

相変わらず暗い病院の待ち合い室で待っていると、家内がニッコニコ顔で戻ってきました。分かりやすい人やな〜。異常なしって、言わんでも丸分かりです。
その後は、出かける時のドヨヨ〜〜ンな雰囲気とは打って変わって、もうデート状態。ショッピングモールに寄って、お昼ご飯を食べて、食材の買い物。

前回の投稿でも書きましたが、10月にもなれば、街はすっかりクリスマスセール。スーパーの中も、BGMはクリスマスソングで飾り付けはクリスマス一色。ふと見るとデコレーションかと思ったクリスマスツリーに値札が付いてます。2300ペソ(5000円ちょっと)って、安いんちゃうの?



もう、すっかり気分がよくなった家内に言うと、即決で買って帰ることになりました。いずれは買う予定だったとは言え、ほとんど衝動買い。しかもまだ10月。日本ではあり得ないですね。帰宅する頃には、また風雨が強まっていましたが、そんな中家族みんなでツリーの組み立て。ちょうど家内の背丈ぐらいあります。



組み立てが終わって電飾をつけると、気分はもうすっかりクリスマス。元々季節感がない国なので、12月になっても気温は25度ぐらい。山下達郎さんの「クリスマス・イブ」を流したら、今の日付がいつなのか分からない感じ。



クリスマスツリーの飾り付けって、誰が考えたんでしょうね。こうしてキチンと飾ると、いかにも「平和な家庭」。アメリカ映画なんかで、家族団らんの象徴みたいに扱われるのが、何となく実感として分かった気がしました。


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