2014年10月19日日曜日

虎キチではないけれど

フィリピンに住んでまで…と思わないでもないですが、やはり尼崎に生まれ育ち、大阪に本社がある会社で30年近くも働いた者としては、触れずにはおけない話題ですね。昨夜、阪神タイガースが日本シリーズ進出を決めました。

実は私、特別にファンというわけでもないのですが、最近フェイスブックのお陰でお付き合いのある、たくさんの高校の同級生の何人かが熱烈な阪神ファン。しかも今回は、対戦相手がジャイアンツで、敵地で4連勝という、ファンならば夢に見るようなシチュエーション。なんとなく熱に煽られたようです。

人気の割には滅多に優勝しないチームなので、その年のことはとても印象に残ります。特に私たちの世代でいうと、1985年。ちょうど社会人1年目の秋で、リーグ優勝が決まった翌朝、社内の「猛虎会」からのサービスで、虎縞模様の菓子パンがファン限定で配られました。今ではちょっと考えられないことかも知れませんね。おおらかな時代でした。

フィリピンでもスポーツは盛んで、 バスケットボールは人気がありますが、あんまり特定のチームのファンだとか、応援で盛り上がるという話は聞いたことがありません。阪神ファンの熱狂ぶりに匹敵すると言えば、ボクシングの世界チャンピオン、マニー・パッキャオの試合の時ぐらいでしょうか?

これ、もし日本での野球とかサッカーのように、フィリピンで地域を代表するスポーツチームがあったりしたらと想像すると、恐ろしい気もします。それでなくても熱くなりやすい国民性。贔屓のチームが優勝したりすると、それこそ道頓堀に飛び込む程度では済みそうにありません。

パリーグは今日、ホークスが日本シリーズ進出を決めるかもしれないとのこと。もう南海ホークスではなくなってずいぶん経ちますが、こうなるとやっぱり「御堂筋シリーズ」なんて言葉を思い出してしまいます。

もし、このまま日本シリーズ制覇ということになれば、1985年以上に印象に残ることになるでしょう。何しろフィリピンに家を建てた年ですから….。


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