2014年7月5日土曜日

ランドスケーパー

先月、家の方は完成しましたが、まだほとんど手付かずで残っている敷地が300平米。これは元々600平米購入した宅地を半分だけ使ったためです。半分とは言っても、二階建ての総床面積160平米で、1階は90平米しかありません。普通に考えて、半分の300平米でもガレージや庭は、十分確保できてしまいます。

一番最初のプランでは、全部使って相当大きな家にするつもりでした。土地購入時は、義母も健在で義両親同居も考慮。しかし、その義母が60歳そこそこの若さでガンで亡くなり、結局住むのは私たち親子3人だけ。また、最近のフィリピンの好景気で、人件費や建材の価格が上がったこともあって、建築規模を縮小して費用を押さえ、ついでに土地の半分は、もしもの時に売却できるように残すことにしました。

図面の第一稿をこっちの建築技師に見せた時は、最低でも500万ペソ(約1200万円)はかかると言われたのが、計画縮小のお陰で結局300万ペソ余りで済みました。しかも建ててみると、それでも3人には十分過ぎる広さ。余裕で車二台入るガレージも作って、住み込みのメイドさんがいても、夜は子供が少し怖がるぐらいです。




さて、残りの300平米の土地。
工事中からいろいろ考えていましたが、放置しておくのも物騒なので、取合えず竹のフェンスで囲んで、同じく竹製の回廊を作ったり、ニッパハウスを建てたり。家内と相談もして、隣街の造園業者に行ってみました。

最初は庭に植える草木を購入して、自分で植えようと思っていましたが、何せ広い。実際に業者に聞いてみると、ガーデン・デザインもするそうです。私はガーデナーと呼んでましたが、貰った名刺にはランドスケーパーとありました。庭師ではなく、造園技術者と言うところでしょうか。


隣市タリサイに事務所を構えるランドスケーパー


なんだか本格的なことになってきました。出してもらった見積もりが4万ペソ。約10万円というところですが、デザインしないで、芝生植えて生け垣を周囲に巡らすだけでこの値段。ちょっと高過ぎるなぁ。結局、たまたま近所に建てている大きな家の造園を担当している別のランドスケーパーに、その半額以下でお願いすることになりました。

早速週明けの月曜日には契約書交わして、またまた工事が始まります。


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