2014年7月26日土曜日

自分大好きフィリピン人

先週から思い立って、シライ市内のジムに通い始めました。4年前に里帰りした時には無かったので、わりと最近オープンしたと思われる「シライ・フィットネス・センター」。以前から気になってはいたんですが、中に入ったのは今回が初めて。

日本でこういう場所に行こうというのは、大抵ダイエットが目的だと思います。しかし私の場合は、移住後半年ほどで何も特別なことはしていないのにエラい痩せてしまいました。体調も悪くなく、よく眠りよく食べているので病気ではなさそうですが、75キロあった体重が現在63キロ。身長が170センチなので、ほぼ理想的と言えるでしょう。

ただスリムになったものの、胸回りも肉が落ちて、なんだか貧相になってしまいました。そこで、もうちょっとTシャツがかっこ良く着れるようにと、ジム通いを思い立ったわけです。

さて、初めてのジム。入ってすぐのところにボクシングのリングがあって、そっちのコーチングもしているらしい。土曜日の午前中は子供が来ていて、ボクシングではなくテコンドーの練習してました。



来てみて意外だったのは、ダイエットと思われるお客さんは少なくて、完全にボディビルのためのオっちゃんがほとんどだったこと。それも、無意味なほど上半身に筋肉つけて、鏡を見ながら筋トレにはげむナルシストの世界でした。

若い女の人もちらほらいましたが、こちらはボクシング系のトレーニングに汗を流していて、無駄な筋肉もなく引き締まった体形の人が多い。それに比べて男の方は、ひたすらバーベルに鉄アレイ。インストラクターも含めて、胸や二の腕はすごいけど、足が笑ってしまうほど細い。自慢ではありませんが、私は自転車をよく漕いでいるので、脹ら脛だけは他の誰よりも太かったりします。



どうも健康のためよいうより、ひたすら見てくれだけなんですね。(人のことは言えませんが)これに限らず、フィリピン人は、自分大好きでフェイスブックでも自分撮り写真がやたら多い。投稿がプロフィール写真の変更ばっかりとか…。
自己愛が強いのかなぁ? フィリピンの言葉で「私は可哀想」という慣用句があるそうですが、他人に優しく自分にはもっと優しい、フィリピン人のメンタリティ理解の鍵は、この辺りにありそうな気がします。


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