2014年4月20日日曜日

ホーリー・ウィーク(聖週間)

ちょっと間が空いてしまいました。
今日の日曜日はイースター。クリスマスと並んで、というよりそれ以上にカトリック信徒には大事な復活祭。カトリックの人口が9割を越えるフィリピンでは、一大イベントです。

イースターに先立つ一週間は「ホーリー・ウィーク(聖週間)」とされ、特にキリストが磔刑にされた聖金曜日以降、仕事も休んで食事も控え目にすることが奨励されます。我が家でも金・土は肉断ちで、魚と野菜ばかりでした。


聖週間限定、市内に置かれた13カ所の十字架の飾り付け

前回の投稿では、今年の聖週間は雨ばかりの天気予報でちょっと落ち込んでましたが、予想に反して水曜日から雨が上がり、暑い日が戻ってきました。木曜日から大工さんたちも休みだったので、仕掛かりになってた軒天井は週明けに持ち越しか?と諦めてましたが、最終日に全部完了。ほんと、神さまありがとうの気分です。



日本では盆暮れの休みと言いますが、暮れはクリスマスとするとイースターはお盆みたいな感じでしょうか? ちょうど4月・5月が一番暑くて、学校はこの二ヶ月間が夏休み。その最中なので感覚的には何となくそんな気がします。本当は先祖の魂が家族の元に帰るとされるのは11月1日の万聖節なので、意味から言うとそっちがお盆かも知れません。

今日は朝から親戚が来て、揃って姪っ子の誕生パーティ。イースターに生まれたわけではなく、今年は聖週間に誕生日が重なったので、日曜日にずらしたそうです。さすがにイエスの十字架での死を悼む時期に「おめでと〜」と言ってご馳走を食べるわけにはいかないので、3〜4月生まれの人はイースターにパーティすることが多いらしい。

因みにイースターはクリスマスや万聖節と違い、何月何日と固定ではなく「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」という決め方なので、そうなるかどうかは年によって違います。

パーティの後、家族で夕方から教会でのミサに出かけました。街の規模からすると、ずいぶん大きなカテドラルですが、全員が信徒なので朝から晩まで1時間おきにやっても、人が溢れるほど。こうして移住後初めてのイースターは終わりました。
明日からは、現場再開です。





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