2014年3月27日木曜日

フィリピン運転事情

フィリピンに限ったことではなく、私が過去行ったこのあるアジア諸国は、だいたい同じ傾向ですが、…..とにかくぶっ飛ばす!
台湾、中国、タイ、インドネシア、パキスタン、インド、UAE。タクシーに乗って恐怖を感じなかったのは、マレーシアとシンガポールぐらいでしょうか。

日本国外で、自分で運転したのはアメリカに次いでフィリピンが二カ国目。鉄道もなく、夜になるとバスもタクシーも拾えない地域に住んでいるので、本当は運転嫌いなのに、ハンドル握らざるを得ません。

子供が飛び出してきそうな狭い道でも、60キロぐらいは平気で出すし、幹線道路になると、路線バスまで参加してのカーレース状態。車に乗らなければ、穏やかでおっとりした人ばかりなのに、車に乗ったとたん関西人もびっくりのスピードクレージーに変貌します。

しかも、ルールもマナーもあったもんじゃない。ウインカー出さずに急カーブに車線変更。もっと怖いのは、ウインカーと反対の方向に曲がるのドライバーが多い。割り込みは信じられないようなタイミングでしてくるし、こっちが仕方なしに割り込もうとしても、意地の悪さは大阪並み。

それに輪をかけるのが、信号の少なさです。決して交通量が少ないわけでもなく、片側二車線道路同士の大きな交差点でも、滅多に信号がない。あっても頻繁に故障で、一旦壊れると修理に何週間もかかるお粗末さ。これで事故がないはずがないですね。

まだ引越して1年経ってませんが、もう何回事故を見たことか。一番ひどかったのは、大型トラックが、多分居眠り運転でT字路で民家に突っ込んでいたもの。運転手は大怪我か死亡だったろうと思います。

そして今日、とうとう事故発生の瞬間に居合わせてしまいました。銀行の駐車場で家内を待っていると、銀行に面した大通りで、急停車した乗用車に路線バスが止まりきれず追突。真っ昼間で通行人も大勢いたので、周囲はあっという間に野次馬の人だかりができました。幸い怪我人は出なかったようですが、しばらくは市の中心部の交通が麻痺状態。





もうちょっとお金があったら、マジで運転手雇いたい。フィリピンで運転し始めて半年以上ですが、全然慣れませんね。


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