2014年2月12日水曜日

窓はオーダーメイド

昨日、一階の床に砂利を敷き終わって、てっきり今日コンクリート打つのかと思い込んでいたら「床は最後じゃ」とのことです。まだ二階の壁積みや屋根の作業が終わっていないので、先に床仕上げてしまうと、汚れたり凹んだりでまたやり直しがでるから。

砂利を敷いたのは、朝から雨で上の仕事がやりにくい天気だったので、先にできる範囲でやったようです。言われてみればそうですね、合理的。

今日も朝は小雨だったんですが、昨日ほどでもないので、二階より上の作業が進みました。それにしても相変わらずとは言え、命綱もなく、雨で滑りやすくなった屋根の鉄骨の上で、サンダル履きで溶接作業しているアントニオ君。頼むから落ちないでね。



午後には、一昨日依頼していた、窓の製作と取り付けの見積もりが来ました。フィリピンの一般的な住宅で、窓はオーダーメードが基本です。なぜかというと、既製品の方が高い、それもかなり。

人件費が安いと、窓に限らず大抵のパーツがこうなります。例えばもう購入してしまいましたが、キッチンの流し台。コンクリートで作ってタイル張りで仕上げます。戸棚の扉も大工さんが自作。あまり良い木材を使わないので、シロアリ被害のため数年でボコボコということになりやすいみたい。ただし、材料だけみたいなものなので、既製品と比べると、何十分の一の価格になると思われます。

今日来た窓屋さん、サンプルを持ってきてもらいました。これがないと、仕事の善し悪しが全然判断できません。実はここで三軒目なんですが、過去二軒が「いくらなんでも、これはないでしょ? で、その値段?」でした。今回はようやく我慢できる範囲のようです。

しかし、監督の父はいろいろ文句があるらしく、別パーツが付けられないか?と自分で作図した、窓サッシの図面を見せて、食い下がってました。驚くことに、この窓屋さん、図面が読めないんですよ。どうも、断面図という概念そのものの理解が難しいようで、分かってもらうまで、1時間ぐらいかかってしまいました。

結局、何とかしようとなったのですが、その材料サンプルが手元にないので、明日また出直し。親父〜。技術供与しに来たんとちゃうし、値段はこれでエエから、もうこの業者で作ってもらおうよ〜。


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