2013年12月30日月曜日

25人来た

年末ギリギリで二階床の配筋が完了したのが昨日の夕刻。さて、今日は満を持してのコンクリート打ちです。心配だったのはお天気。土砂降りだったら困るし、逆にかんかん照りだと、ただでさえ真夏並みの温度のフィリピンでは、硬化が早過ぎてこれも困る。幸いにも朝から薄曇りで、現場監督の父に言わせると、絶好のコンクリート打ち日和だったそうです。


さて、この作業。一度始めてしまうと、何が何でもその日のうちに終わらせてしまわないと、構造が一体化せず強度が出ません。100平米近い床と梁、しかも二階。機械といえばガソリンエンジンで稼働するミキサーだけ。いつもは多くても8名程度の大工さんですが、今日だけはリーダーのリトさんの要望で、仲間を増やすことになりました。

朝、現場に出てみると…。話は聞いていましたが、一体何人いるんや? 三倍以上の25人。この中には、コンクリートの中に予め電気や水道を通す配管のために来た電気・水道工事屋さんもいますが、それでも多い。これなら、昼過ぎには余裕で終わりそうです。

しかし、人数が多いとはいえ、ミキサーまで砂利と砂を運び、できたコンクリートを少しづつ運び上げて床に均す。昼休み以外の休憩は2時間に一回10分程度。ペースを落とさず、延々と仕事は続きます。すごい体力やなぁ〜。

当初は安心してましたが、これが終わりそうで終わらない。とうとう沈む夕日と競争のような感じになってきました。一年を通じて日の長さがほとんど変わらない、赤道近くのフィリピン。それでも6時には仕事ができないほど暗くなります。




最後の30分はラストスパートみたいになりましたが、何とか6時に終了しました。見てるだけでも、結構疲れた。みんな、お疲れさん!

昨日までは1月1日だけ休んであとは頑張ると言ってましたが、何とかコンクリート打ちを年内に終わらせることができたので、結局日本並みに1月の5日まで正月休みということになりました。一日の仕事が終わって、日当を手渡して「Have a happy new year.」の挨拶で解散。また来年もよろしく。


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